シングルストローク
左右交互(オルタネート)に叩く、基本中の基本。
一つ打ちとも言いますね。
これだけマスターすればほぼ何でもできます。
ここでは左右均等な音量で、
ソフトに力を抜いて演奏することを目標とします。
スティックを打面に落とすと自然に跳ね返ってきます。
これをうまく利用して、最小限の力で演奏します。
まずは打面から10cmくらいの高さで、
リラックスした音が出るように練習してみましょう。
コントロールに意識が行き過ぎると、
ヒジや肩が固まりがちです。
腕は肩甲骨から生えていますから、
動きの起点を肩甲骨として、
肩、ヒジ、手首、指が
連動して動くイメージを持ちましょう。
右と左で音量を揃えるコツは、
スティックの高さを揃えることです。
同じ高さから自由落下した場合の
位置エネルギーは同じため、音量も同じになります。
8分音符または16分音符と、
3連符で練習します。
3連符は1拍ごとに手順が入れ替わるので、
左右のバランスを整えるのに役立ちます。