ドラム練習帖

ドラムの練習って楽しいですよね。練習にまつわるネタを更新していきます。

イメージトレーニング

基本、何もなくても練習できます。

楽器がない、音を出せないといったシチュエーションでも練習はできます。

ここでは、スティック、楽器がない状態での練習方法を紹介します。

ただ、五感は奪われるので、
周囲の安全や、視線は考慮しましょう。

脳内のみ

授業中、会議中、電車の中、歩きながらでもできます。

実際の音やグルーヴ感を出来るだけ頭の中で鳴らします。

音の細かい部分や、手足の感触がリアルに想像できるでしょうか。

最初は、細かいところまで想像できなかったり、
小節が飛んだりします。

いわゆる「歌心」に直結する、
実は意外に重要な練習です。

村上ポンタ秀一師匠もその著書の中で、
イメージトレーニングの大切さを説いていらっしゃいました。


指先のみ

人差し指で親指を叩き、
足の親指で靴底を叩きます。

人に気付かれずに、
コンビネーションに必要な
運動神経をつなぐ練習ができます。

ポケットに手を入れて立っている時、
じっと座っていないといけないけどヒマなときなどにオススメです。

チェンジアップや、手足のコンビネーションが練習できます。

モノをたたく

机や床を叩きます。

人と話しながらこれをやってしまうと、
私のように落ち着きがない、
と言われてしまう可能性がありますが…

そのうち、そういうキャラとして定着していくので大丈夫です。

あまり目立ちたくない場合は、
指の腹を使います。

足も音量を抑えてそっと床を叩くようにするのは、
ソフトなプレイの練習になります。

体を動かす

実際のドラムに座っているイメージで、手足を動かします。

ちょうどいいイスがあればベストですが、
立ったままでもいいです。

セット上での移動練習がオススメです。

タム回しやシンバル移動など、
打面の感触や音を、できるだけリアルに想像します。

ダイナミックに動きますので、
自分の部屋か、人通りの少ないところでやりましょう。

自宅ならスティックを持っての練習もできます。

リバウンドゼロなので、手首の強化にもなりますし、
意外とスティック同士の干渉にも気付きます。

実際のセットを叩いたとき、
真ん中を狙って叩きやすくなります。

私はよく自宅で深夜にスティックを振り回していましたが、
変な息遣いと、スティックがたまにぶつかったり、
床に落ちたりする音で、母には随分心配をかけました。

また、夜中の帰り道に、
スティックなしでタム回しの練習をしていたところ、
すれ違う人と気まずい感じになりました。

いやー、練習って楽しいですね!